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海外キャッシングの手数料はいくら?利息とATM手数料の計算

海外キャッシングの手数料はいくら?利息とATM手数料の計算

結論

海外キャッシングの費用は、利息と海外ATM手数料が基本です。エポスカードの場合、10万円相当を引き出して10日後に返済すると利息は493円、海外ATM手数料は220円で、合計は713円です(実質年率18.0%、2026年11月時点)。30日後なら利息1,479円と合わせて1,699円になります。現地ATM運営会社の手数料や為替レートの差は別にかかることがあります。

表は横にスクロールできます

主な貸付条件の比較
商品実質年率借入上限融資スピード無利息期間返済方式登録番号申込
JCBカード キャッシング
振込サービスは最短数十秒で支払口座へ振込(振込手数料無料)
15.0%〜18.0%100万円最短即日なし1回払い(元利一括払い)・キャッシングリボ払い(毎月元金定額払いほか)関東財務局長 (15)第00183号公式サイト
エポスカード キャッシング
Netキャッシングの振込手数料無料
18.0%〜18.0%99万円最短即日なし1回払い・リボルビング払い(残高スライド元利定額方式・元利定額方式)関東財務局長(8)第01386号公式サイト

※各社公式サイトの情報を2026/10/31以降に確認して掲載しています。最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。審査結果によってはご希望に添えない場合があります。

キャッシングの比較一覧を見る

海外キャッシングにかかる手数料は何がある?

海外キャッシングにかかる費用は、大きく「利息」「海外ATM手数料」「為替レートの差」の3つです。海外キャッシングとは、海外のATMなどでカードのキャッシング枠を使い、現地通貨を引き出すサービスのことです。引き出した金額は、後日、日本円に換算してカード会社へ返済します。

利息

利息は、引き出した日から返済日までの日数に応じてかかります。エポスカードの海外キャッシングの利率は年18.0%、JCBのクレジットカードのキャッシング1回払い(国内・海外)の融資利率は年15.00〜18.00%です(2026年11月時点、各社公式サイト)。利率は、持っているカードの種類や契約内容によって決まります。

海外ATM手数料

エポスカードの公式サイトによると、海外ATMの手数料は、1回の利用額が1万円以下なら110円、1万円を超えると220円です(税込、2026年11月時点)。JCBの公式サイトで確認できたのは、ATMや窓口の利用に現地金融機関所定の手数料がかかる場合があるという案内だけで、同社が定める海外ATM手数料の金額は確認できませんでした。

為替レートの差

外貨で引き出した金額は、カード会社が決める換算レートで日本円になります。エポスカードの公式サイトによると、外貨建ての利用にはVisaインターナショナルが指定する換算レートが適用され、為替の変動によって日本円の金額は変わります。ATMで外貨と日本円のどちらで決済するかを選べる場合があり、日本円を選ぶとATM側の換算レートが適用されることがあると、同社は注意を呼びかけています。

手数料を一言でまとめると

利息とATM手数料を足した金額が、海外キャッシングの費用の目安になります。次の章では、利息の金額を具体的に計算します。

利息はいくら?10万円を10日・30日借りた場合の計算例

10万円相当を引き出して10日後に返済した場合の利息は、実質年率18.0%で493円、30日後なら1,479円です。利息の計算式は「借入額 × 実質年率 × 日数 ÷ 365」で、1円未満は切り捨てて計算しています。

この章の計算は、為替レートが変わらず、日本円で10万円相当を引き出したと仮定した目安です。実際の金額は、引き出し日と返済日の為替レートや、カード会社の日数の数え方によって変わります。

実質年率18.0%(エポスカード)の場合

エポスカードの利率は年18.0%なので、次のようになります(海外ATM手数料は、1万円を超える引き出しの220円で計算)。

返済までの日数 利息 海外ATM手数料 合計
10日 493円 220円 713円
30日 1,479円 220円 1,699円

10万円に対する費用の割合は、10日後で約0.7%、30日後で約1.7%です。引き出す金額が同じでも、返済が遅れるほど利息が増えます。

実質年率15.0%(JCBで下限の利率が適用される場合)

JCBのキャッシング1回払いの融資利率は年15.00〜18.00%なので、下限の15.00%が適用される人と、上限の18.00%が適用される人で金額が変わります。

返済までの日数 年15.00%の利息 年18.00%の利息
10日 410円 493円
30日 1,232円 1,479円

JCBの海外キャッシング1回払いは、毎月15日までの利用分を翌月10日にまとめて支払うため、10日や30日で返済日を選べるわけではありません。上の表は、日数ごとの利息を比べるための計算例です。

JCBの1回払いで実際にかかる日数の目安

JCBでは、利用日の翌日から支払日までが利息の対象です。月の15日に引き出した場合は翌月10日の支払日まで約26日、月の1日に引き出した場合は約40日です。月の16日に引き出した場合は、締切日を過ぎるため、翌々月10日の支払いとなり、約55日になります。

10万円を年18.00%で借りた場合、26日で1,282円、40日で1,972円、55日で2,712円です。年15.00%なら、26日で1,068円、40日で1,643円、55日で2,260円です。同じ10万円でも、引き出す日によって利息が2倍以上変わります。

JCBの公式サイトは、売上票がJCBに届くまで1週間〜1か月ほどかかる場合があり、利用データの到着が遅れると、支払いが締切日の翌々月になることもあると案内しています。

現地ATMの手数料はいくらかかる?

カード会社の海外ATM手数料は、エポスカードで110円または220円です(税込、2026年11月時点)。1万円以下の引き出しなら110円、1万円を超える引き出しなら220円で、引き出すたびにかかります。

手数料が引き出しの都度かかるため、少額を何度も引き出すと費用が膨らみます。たとえば、3万円相当を1回で引き出す場合の海外ATM手数料は220円ですが、1万円相当ずつ3回に分けると110円×3回で330円です。同じ3万円でも、手数料が110円多くかかります。国内のコンビニATMで借りる場合の手数料は、キャッシングのコンビニATM手数料で借入額別に示しています。

現地ATM運営会社の手数料に注意

カード会社の手数料とは別に、現地の金融機関やATM運営会社が手数料を取ることがあります。JCBの公式サイトは、海外のATMや現地窓口で、現地金融機関所定の手数料がかかる場合があると案内しています。エポスカードの公式サイトも、海外ATM手数料を1件ごと(税込110円または220円)にかかるものとして案内しています。

現地の手数料は、ATMの画面に金額が表示される場合は、確認してから引き出すかどうかを選べます。金額の目安は国や運営会社で異なるため、この記事では金額を示しません。

引き出し額の上限にも注意

国や金融機関によって、1回あたり、または1日あたりの引き出し上限額が決まっている場合があります。JCBとエポスカードの公式サイトは、どちらもこの点を案内しています。エポスカードの公式サイトによると、利用可能枠に余裕があっても、ATM側の上限を超える引き出しはできません。

上限が低いと、必要な金額を引き出すために複数回に分けることになり、そのたびにATM手数料がかかります。

主要カードの海外キャッシング条件を比較

海外キャッシングの条件を、公式サイトで確認できたJCBとエポスカードで比べると、利息の年率と支払方法に違いがあります(2026年11月時点)。

項目 JCBカード エポスカード
利率(年) 15.00〜18.00% 18.0%
カード会社の海外ATM手数料 公式サイトに金額の記載なし(現地金融機関の手数料がかかる場合あり) 1万円以下110円、1万円超220円(税込)
返済方法 1回払い(毎月15日までの利用分を翌月10日に一括) 1回払い(次回の支払日に一括)、手続きでリボ払いに変更可
利息の数え方 利用日の翌日から支払日まで お支払いいただいた日までの日割計算(起算日は公式ページに明記なし)
為替レート 公式サイトのレート換算のページで確認 Visaインターナショナルが指定する換算レート
使えるATM JCBマークのATM(シーラスマーク付きのカードはシーラスのATMも可) VisaまたはPLUSマークのATM

比較した範囲では、利率の下限が低いのはJCBカード(15.00%)ですが、実際の利率は契約内容で決まり、18.00%が適用される場合もあります。エポスカードは利率が18.0%で一定なので、手数料の計算がしやすい点が特徴です。

ブランドのマークも確認が必要です。引き出しに使えるATMは、カードの国際ブランドで決まります。エポスカードの公式サイトによると、対象はVisaまたはPLUSマークのあるATMです。JCBの公式サイトは、シーラスマーク付きのカードはシーラスまたはJCBマークのATM、マークがないカードはJCBマークのATMのみ使えると案内しています。

総量規制と返済計画

クレジットカードのキャッシングは、貸金業者からの借入れの一種で、総量規制の対象です。総量規制とは、貸金業者からの借入れを、年収などの3分の1までに制限する貸金業法のルールです。日本貸金業協会は、年収などを基準に、その3分の1を超える貸付けが原則禁止されていると案内しています。仕組みの詳しい説明は、クレジットカードのキャッシングの仕組み|利息と返済を具体例で解説にまとめています。

海外キャッシングは、旅先で現金が足りなくなったときの手段ですが、借入れであることに変わりはありません。引き出す前に、いつ、いくら返すかを決めておいてください。

海外キャッシングと両替はどちらが安い?

海外キャッシングと両替のどちらが安いかは、引き出す金額と返済までの日数、両替の為替レートの上乗せ幅によって変わります。JCBの公式サイトは、海外ATMで現地通貨を引き出す場合は、両替手数料に比べて海外キャッシングの手数料のほうが安くなる場合もあると案内しています。つまり、常にキャッシングが安いとは言えません。

計算で比べる考え方

海外キャッシングの費用は、先ほどの表のとおり、10万円相当を10日で返済するなら713円(エポスカード、年18.0%)、費用の割合は約0.7%です。30日なら1,699円で約1.7%です。

両替の費用は、両替所や銀行が示す為替レートと、実際の相場との差です。この差が、10日返済のキャッシングの費用割合(約0.7%)より大きければ、キャッシングのほうが安くなる計算です。

たとえば、仮に両替の上乗せ幅が2%の両替所なら、10万円の両替で約2,000円の差が出ます。この場合、10日で返済するキャッシング(713円)のほうが安く、30日(1,699円)でもわずかに安くなります。上乗せ幅が1%なら、両替の費用は約1,000円で、30日返済のキャッシング(1,699円)より安くなります。上の2%と1%は、考え方を示すための仮の数字で、実際の両替所のレートではありません。

比べるときの注意

キャッシングは、返済までの日数が増えるほど利息が増えます。両替は、手数料が先に決まるので、費用がわかりやすい点が利点です。

キャッシングには、利息のほかに、現地ATMの手数料がかかる場合があります。為替レートの差は、両替でもキャッシングでもかかるため、実際には、両方の見積もりを出して比べるのが確実です。

手数料を抑えるには?早めの返済方法

海外キャッシングの手数料を抑える方法は、「引き出しを1回にまとめる」「早めに返済する」「ATMで現地通貨建てを選ぶ」の3つです。

引き出しを1回にまとめる

海外ATM手数料は引き出しのたびにかかるので、必要な金額を見積もって、1回にまとめて引き出します。エポスカードの場合、1万円以下の引き出しは110円、1万円を超えると220円なので、2万円を1回で引き出すほうが、1万円ずつ2回(220円)と同じか、安くなります。

早めに返済する

利息は返済日までの日数で決まるので、早く返済するほど利息は減ります。エポスカードの公式サイトは、お支払い期日より早く支払うには、先に対象の契約を「リボ変更」し、リボ増額払いで返済する手順を案内しており、利息は支払った日までの日割計算になります。10万円を30日ではなく10日で返済できれば、利息は1,479円から493円になり、986円減ります。

JCBの公式サイトによると、国内・海外のキャッシング1回払いは、ATMでのまとめ払いができません。振込でのまとめ払いは可能な場合があるため、JCBファイナンスデスクまたはカードの発行会社に問い合わせます。エポスカードでリボ払いに変更した場合は、ネット番号(ペイジー)またはATMから増額返済ができます。ただし、一部のATMでは増額返済ができない場合があります。

返済が遅れたときの扱いは、キャッシングの返済が遅れた場合の影響|遅延損害金と対処法で説明しています。

ATMで現地通貨建てを選ぶ

ATMで、現地通貨と日本円のどちらで決済するかを選べる場合は、現地通貨を選びます。エポスカードの公式サイトは、日本円を選ぶとATM側の換算レートが適用されることがあるため、画面で金額を確認するよう案内しています。

渡航前の確認

出発前に、キャッシング枠が設定されているか、暗証番号がわかるか、海外利用停止サービスを設定していないかを確認します。エポスカードの公式サイトによると、キャッシング枠の設定がないと海外では利用できず、海外利用停止サービスを設定していても利用できません。暗証番号がわからない場合、JCBの公式サイトは、JCB暗証番号サービスで書面が届くまで約1週間かかると案内しています。

返済に困ったときの相談先

返済が難しくなりそうなときは、一人で抱え込まずに、日本貸金業協会の貸金業相談・紛争解決センター(ナビダイヤル0570-051-051、受付は平日9:00〜17:00)に相談できます。借入れは、返済できる範囲で、必要な金額にとどめてください。

よくある質問

海外キャッシングの利息は何日目から発生する?

海外キャッシングの利息は、返済日までの日数分かかります。JCBの公式サイトは、手数料を利用日の翌日から支払日までの日数で計算すると案内しています。エポスカードの公式サイトは、利息はお支払いいただいた日までの日割計算としています(2026年11月時点)。

海外キャッシングの返済方法は?

海外キャッシングの返済は、1回払いで次回の支払日にまとめて引き落とされるのが基本です。JCBは毎月15日までの利用分を翌月10日に支払い口座から自動振替します。エポスカードは、事前に手続きをするとリボ払いに変更できます(2026年11月時点、各社公式サイト)。

海外キャッシングの枠がないと引き出せない?

キャッシング枠がないと、海外でも引き出せません。エポスカードの公式サイトは、キャッシング枠の設定がないと海外キャッシングを利用できないと案内し、JCBの公式サイトも、枠が0千円・0万円と表示されている場合は利用できないとしています。渡航前に枠の有無を確認してください。

ATM手数料が表示されたらどうすればよい?

ATMの画面に手数料が表示されたら、金額を確認してから引き出すかどうかを決めます。JCBの公式サイトは、海外のATMや現地窓口で、現地の金融機関の手数料がかかる場合があると案内しています。引き出しは1回にまとめると、回数ごとにかかる手数料を減らせます。

海外キャッシングは日本円で返済できる?

返済は、カードの利用代金と同じ日本円の口座からの引き落としが基本です。JCBは、カードの利用代金の支払い口座から自動振替すると案内しています。エポスカードでは、外貨建ての利用に、Visaインターナショナルが指定する換算レートが適用されます(2026年11月時点)。

参考にした公式情報

記載の金利・条件は公開日時点で各社公式サイトから確認したものです。借入れは計画的に行い、返済できる範囲でご利用ください。