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キャッシングの初めての借り方|申込から借入までの手順

キャッシングの初めての借り方|申込から借入までの手順

結論

キャッシングを初めて借りる手順は、カードのキャッシング枠を使うか、カードローンを新規に契約するかを選び、申込み、審査、借入れの順に進みます。本人確認書類が必要で、1社から50万円を超えて借りる場合や他社分と合わせて100万円を超える場合は収入証明書も要ります。借入方法は口座振込かATMで、貸金業者からの借入れは原則として年収の3分の1までです。

表は横にスクロールできます

主な貸付条件の比較
商品実質年率借入上限融資スピード無利息期間返済方式登録番号申込
アコム
はじめてなら契約日の翌日から30日間金利0円
2.4%〜17.9%800万円最短即日30日間定率リボルビング方式関東財務局長(15)第00022号公式サイト
JCBカード キャッシング
振込サービスは最短数十秒で支払口座へ振込(振込手数料無料)
15.0%〜18.0%100万円最短即日なし1回払い(元利一括払い)・キャッシングリボ払い(毎月元金定額払いほか)関東財務局長 (15)第00183号公式サイト

※各社公式サイトの情報を2026/10/31以降に確認して掲載しています。最新の条件は必ず公式サイトでご確認ください。審査結果によってはご希望に添えない場合があります。

キャッシングの比較一覧を見る

キャッシングを初めて借りる手順は?全体の流れ

キャッシングを初めて借りる手順は、借りる経路を選ぶ、申し込む、審査を受ける、借りる、返済計画を立てる、の順です。経路は大きく2つで、すでに持っているクレジットカードのキャッシング枠を使う方法と、消費者金融などのカードローンを新しく契約する方法があります。

キャッシングとは、貸金業者から現金を借りるサービスの総称です。この記事では、クレジットカードの「キャッシング枠」で借りる場合と、カードローンで借りる場合の2つを分けて説明します。

手順 カードのキャッシング枠 カードローン(例:アコム)
1. 準備 キャッシング枠の有無と金額を会員サイトで確認する 本人確認書類を用意する
2. 申込み 枠がなければ会員サイトで枠を申し込む Web、自動契約機、電話または郵送で申し込む
3. 審査 枠の設定時にカード会社の審査がある 申込みと書類提出のあとに審査がある
4. 借入れ 口座振込またはATM 口座振込、ATM、PayPayマネーへのチャージ
5. 返済 カードの支払口座から引き落とし 約定日までに返済

出典:JCB公式サイト、アコム公式サイト(2026年11月確認)。

どちらの経路でも、借りる前に決めておくのは「いくら借りるか」と「いつまでにどう返すか」の2つです。借りた日から返済日までは日割りで利息がかかるため、必要な額だけを借り、返済日を決めてから申し込みます。

カードのキャッシング枠とカードローンはどちらで借りる?

すでにキャッシング枠のあるクレジットカードを持っているなら、新たな申込みなしで借りられるカードのキャッシングが手間は少なくなります。キャッシング枠がないか、カードを持っていない場合は、カードローンを新しく契約します。

カードのキャッシング枠で借りるときの特徴

カードのキャッシング枠とは、クレジットカードで現金を借りられる上限額のことです。JCBの公式サイトは、借入前にキャッシングの利用可能枠を確認するよう案内しており、利用可能枠は所定の審査後に決まります(2026年11月時点)。枠の確認は、カードご利用代金明細書か会員専用サービスの「MyJCB」で行え、増額と減額はMyJCBから変更できます。

JCBは、ショッピングの利用可能枠とキャッシングの利用可能枠を分けて案内しています。仕組みの詳細はクレジットカードのキャッシングの仕組みで説明しています。

カードローンで借りるときの特徴

カードローンとは、現金を借りることだけを目的とした契約で、限度額の範囲で繰り返し借りられるサービスです。アコムの公式サイトによると、実質年率は2.4%〜17.9%、限度額は1万円〜800万円です(2026年11月時点)。申込みと必要書類の提出のあとに審査があり、審査結果に同意して契約が完了すると借入れできます。

アコムは、はじめての利用なら契約日の翌日から30日間は金利がかからないと案内しています。無利息期間が終わると通常の金利が適用され、利息は利用日数分だけかかります。無利息期間の会社ごとの違いはカードローンの無利息期間の比較で比べています。

2つの経路の比較

項目 カードのキャッシング枠(JCBの例) カードローン(アコムの例)
実質年率 15.00%〜18.00% 2.4%〜17.9%
限度額 最大100万円 1万円〜800万円
無利息期間 案内なし はじめてなら契約日の翌日から30日間
申込みの要否 枠があれば不要 新規契約が必要

出典:JCB公式サイト、アコム公式サイト(2026年11月確認)。JCBの金利と限度額は一般的なクレジットカードの値。

本記事で確認した範囲では、カードローンの実質年率の上限がカードのキャッシングより低く、無利息期間の案内があるのはアコムだけでした。ただし、借入額が大きくなるほど金利の差が利息の差になります。無利息期間の詳しい条件はアコムの公式サイトで、実際の金利は契約時の条件で確認します。

申込に必要な書類は?収入証明書が要る場合

申込みに必ず必要な書類は、本人確認書類です。アコムの公式サイトによると、アプリまたはWebから提出する場合は本人確認書類1点で足ります(2026年11月時点)。カードのキャッシング枠を新しく設定する場合も、カード会社の審査があります。

収入証明書とは、源泉徴収票や給与明細など、年収を確認するための書類です。金融庁の「貸金業法のQ&A」によると、貸金業者から借りるときは、次のどちらかに当てはまると収入証明書の提出が必要です。

  • 1つの貸金業者から50万円を超えて借りる場合(リボルビング契約の枠を設定する場合を含む)
  • 他の貸金業者からの借入れと合わせて100万円を超えて借りる場合

アコムの公式サイトも、契約額が50万円を超える場合、または他社を含む借入総額が100万円を超える場合に収入証明書が必要と案内しています(2026年11月時点)。

総量規制で借りられる上限はいくらか

総量規制とは、貸金業者からの借入れを年収の3分の1までに制限する貸金業法のルールです。クレジットカードのキャッシングも貸金業者からの借入れなので、総量規制の対象です。

たとえば年収300万円の人は、貸金業者からの借入残高の合計が100万円(300万円×3分の1)までです。すでに他社から30万円借りている場合は、新たに借りられるのは70万円までになります。計算の手順はカードローンの総量規制の計算方法で示しています。

銀行のカードローンは貸金業者ではないので総量規制の対象外ですが、銀行も返済能力を審査して限度額を決めています。審査にかかる期間の目安はカードローンの審査にかかる時間で説明しています。

借入方法は振込とATMのどちらがよい?

借入方法は、手数料を抑えたいなら口座振込、口座を使わず現金がすぐ必要ならATMが向いています。JCBの公式サイトによると、振込手数料は無料で、ATMでは手数料がかかります(2026年11月時点)。

借入方法 内容 手数料
口座振込 JCBは、インターネットか電話で申し込むとカード代金の支払口座へ最短数十秒で振り込む。アコムはお客さま名義の金融機関口座へ振り込む JCBの振込手数料は無料
ATM JCBカードと4桁の暗証番号で現金を引き出す。アコムはアコムATMや提携コンビニ・金融機関のATMで借りられる JCBは1万円以下110円、1万円超220円(税込)
PayPayマネーへのチャージ アコムで案内されている借入方法 公式サイトで確認

出典:JCB公式サイト、アコム公式サイト(2026年11月確認)。

振込で借りるときの注意

口座振込で借りるときは、振込先が会社の指定する口座に限られることがあります。JCBは、カードのご利用代金のお支払い口座へ振り込むと案内しています。アコムは、申込時間や審査によって希望に添えない場合があると案内しているため、急ぐときは申込み前に公式サイトで受付時間を確認します。

ATMで借りるときの注意

ATMで借りるには、カードの暗証番号が必要です。JCBの公式サイトによると、1回の操作で引き出せる上限は50万円で、1万円単位です。暗証番号がわからないときは、MyJCBにログインして画面で確認でき、一部のカードは暗証番号通知書の請求が必要で、届くまで1週間ほどかかります。初めて借りる日までに、暗証番号を確認しておきます。

コンビニATMの手数料を借入額別に比べた内容は、キャッシングのコンビニATM手数料で説明しています。

初回に借りる額別の負担はいくら?計算例

初めて借りる額が3万円、10万円、30万円のとき、30日間借りた利息は、実質年率18.0%で約443円、1,479円、4,438円です。利息は「借入額 × 実質年率 ÷ 365日 × 借入日数」で計算します(1円未満切り捨て)。

下の表は、JCBカードの実質年率の上限18.00%と、アコムの実質年率の上限17.9%で、30日間借りた場合の利息を本記事で計算したものです。

借入額 JCBカード(18.00%)の利息 アコム(17.9%)の利息 アコム(はじめての無利息期間内に返済)
3万円 443円 441円 0円
10万円 1,479円 1,471円 0円
30万円 4,438円 4,413円 0円

出典:JCB、アコムの公式サイトの実質年率をもとに本記事で計算(2026年11月)。JCBカードの1回払いは借りた日によって利息の日数が変わるため、30日間は仮の条件。アコムの無利息は、はじめての契約で契約日の翌日から30日間の範囲に限る。

ATM手数料を足すと負担はどう変わるか

ATMで借りる場合は、利息に加えてATM利用手数料がかかります。JCBは1回の利用が1万円以下なら110円、1万円を超えると220円(税込)です。

3万円を1回で借りると手数料は220円、1万円ずつ3回に分けて借りると110円×3回で330円です。1回で借りたときの負担を利息と合わせると、次のようになります。

借入額 利息(18.00%・30日) ATM手数料(1回) 合計
3万円 443円 220円 663円
10万円 1,479円 220円 1,699円
30万円 4,438円 220円 4,658円

少額では、利息よりATM手数料の割合が大きくなります。3万円では、手数料が合計の3分の1ほどを占めます。借りる回数を減らすか、手数料のかからない振込を選ぶと、負担を抑えられます。

借りる前に確認したい注意点

借りる前に確認したいのは、返済の日と方法、借りる総額が年収の3分の1以内か、本当に借りる必要があるか、の3点です。キャッシングは借金であり、無利息期間があっても期間が終われば利息がかかります。

返済の日と方法は、契約の前に決めます。クレジットカードのキャッシングは、ショッピングの代金と同じ口座から引き落とされるため、借入れの実感が薄くなりがちです。返済が一括か分割かによって利息の合計が変わる点は、キャッシングの一括返済方法で手順をまとめています。

返済が遅れると、利息とは別に遅延損害金がかかります。JCBの公式サイトは、遅延損害金を年20.00%と案内しています(2026年11月時点)。返済日に間に合わないとわかったときは、早めに会社へ連絡します。

返済に困ったときは、日本貸金業協会の貸金業相談・紛争解決センター(0570-051-051、受付時間9時〜17時、土日祝日・年末年始を除く)に相談できます。他社の借入れと合わせて返済が重くなっているときは、弁護士や司法書士、公的な相談窓口への相談も選択肢になります。契約後に限度額を引き上げたくなったときの申込時期と審査の条件は、カードローンの増額のタイミング|申込時期と審査の条件で整理しています。

よくある質問

キャッシングは初めてでも借りられる?

キャッシングは初めてでも申し込めますが、借りられるかどうかは会社の審査で決まります。アコムの公式サイトは、審査は同社の基準で行われ、本人確認書類の提出が必要と案内しています(2026年11月時点)。クレジットカードのキャッシングも、JCBの公式サイトによると利用可能枠は所定の審査後に決まります。

キャッシングの申込に必要な書類は?

必ず必要なのは運転免許証などの本人確認書類です。アコムの公式サイトによると、アプリまたはWebから提出する場合は本人確認書類1点で足ります(2026年11月時点)。契約額が50万円を超える場合や、他社を含む借入総額が100万円を超える場合は、源泉徴収票などの収入証明書も必要です。

キャッシングはその日に借りられる?

申込みの時間帯や審査の結果によっては、その日に借りられることがあります。アコムの公式サイトは最短20分で融資できるとしつつ、申込時間や審査によっては希望に添えない場合があると案内しています。JCBの振込サービスも最短数十秒で振り込むと案内していますが、お持ちのカードやご利用状況により利用できない場合があるとされています(2026年11月時点)。

収入証明書はいくらから必要?

収入証明書は、1社から50万円を超えて借りる場合と、他社からの借入れと合わせて100万円を超える場合に必要です。アコムの公式サイトも同じ基準を案内しています。金額の基準は貸金業者の場合で、銀行カードローンは各行の規定によります。

キャッシングとカードローンは何が違う?

キャッシングはクレジットカードのキャッシング枠で現金を借りるサービスで、カードローンは借入れ専用の契約で借りるサービスです。どちらも貸金業者から借りる場合は貸金業法の総量規制の対象で、利息も借りた日数分かかります。カードのキャッシングは、すでに持っているカードの枠を使える点が大きな違いです。

参考にした公式情報

記載の金利・条件は公開日時点で各社公式サイトから確認したものです。借入れは計画的に行い、返済できる範囲でご利用ください。